ILC候補地一本化「参院選後に」 増田氏が見通し

岩手日報

 

 

今 月15日にかけスイス・欧州合同原子核研究所(CERN)を訪れた県国際リニアコライダー推進協議会視察団(35人)の報告会は25日、盛岡市 内のホテルで開かれた。現地で活躍する日本人研究者らから得た助言を基に、超大型加速器・国際リニアコライダー(ILC)誘致の課題として言語や住宅環境 など国際化を急ぐ必要性を強調した。報告会に合わせ、国内誘致に力を入れる日本創成会議の座長、増田寛也元知事が講演。国内候補地一本化の時期について 「7月21日の参院選後になるだろう」との見通しを示した。

安倍晋三首相は「最先端加速器技術への挑戦」に言及したが、政策には位置づけておらず「6月半ばに政府が骨太の方針を決める。その中に首相発言より前向きな表現を入れたい」と働き掛けを強める考えを述べた。

本県誘致をめぐっては「国内での認知度が広まっていない」と指摘。「震災復興とどう結びつけるかが鍵だ。国民を納得させられる数字やストーリーを示せれば巨額予算の確保も可能になるだろう」と助言した。