次世代加速器の候補地決定、日本企業に商機 建設や装置製造で

日本経済新聞

 宇宙の謎解明を狙う次世代の巨大加速器「国際リニアコライダー(ILC)」計画を推進する科学者組織は23日、国内建設候補地を北上山地(岩手・宮城両県)に決めたと発表した。建設が実現すれば日本企業に大きなビジネスチャンスとなる。

 

 ILCは全長約30~50キロメートルにおよぶ地下トンネル内で電子などを光速近くに加速して衝突させる国際共同の大型実験施設。物の質量(重さ)の起源とされる素粒子のヒッグス粒子な…

 

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