候補地一本化 「復興に弾み」と歓迎 岩手、宮城両県

産經新聞

次世代加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の国内建設候補地に研究者が北上山地を選んだ23日、岩手、宮城両県の関係者からは「東日本大震災からの復興に弾みがつく」などと歓迎する声が上がった。

岩手県庁では、ILC誘致を担当する県政策推進室の職員6人が、研究者の東京都内での記者会見をインターネット中継で見守った。全会一致で北上山地を候補地とすると発表されると、「よし」との声。

大 平尚・首席ILC推進監(55)は「(日本の代表となるので)責任感が大きい。復興にもつなげたい」と話した。同時に、文部科学省から意見を求められた 日本学術会議が「誘致は時期尚早」との見解を示していることを踏まえ「政府への要望活動を行っていく」と表情を引き締めた。

村井嘉浩・宮城県知事は「大変喜ばしい。一日も早く正式な国家プロジェクトとなるよう政府などに働きかけていきたい」とのコメントを出した。