ILC誘致に自信 知事定例会見で

佐賀新聞

 

古 川康佐賀県知事は10日の定例会見で、福岡県と協力して脊振地域への誘致を目指している次世代加速器「国際リニアコライダー」(ILC)について、 「日本政府さえその気になれば、誘致の可能性はかなり高いと思う」と述べ、実現に自信を見せた。古川知事は13日、福岡県の小川洋知事とスイスの研究施設 CERNを訪問し、研究者の生活環境についても情報収集する。

■ILC誘致

-脊振地域の適性、誘致可能性は。

知 事 脊振は既存の社会インフラを有効に使えるのが魅力の一つ。都市、集落があり、交通機関もある。研究者にとってどういう地域が暮らしやすく、研究しやす いかという視点が重要で、脊振は気候、インフラ面でも有望だと思う。日本政府さえその気になれば、誘致の可能性はかなり高い。CERNでは、研究者に 快適な生活環境をどう提供するかについても情報収集したい。

■好生館のアクセス

-佐賀市嘉瀬町に移転した好生館は路線バスの便数が大幅に減り、不便になったという声が出ている。

知事 救急よりも予約などで来院する人が多いことを考えると、今のところはバスの時間に合わせて行動してもらいたい。ただ、便数増を求める声が強くなれ ば、バス事業者に対応を要請していく。アクセスのしやすさは県病院の使命でもあるので、達成できるように工夫したい。

■風疹のワクチン接種

-風疹の流行が拡大している。ワクチン接種について、他県の自治体のように独自で助成する考えはあるか。

知事 県内では流行の兆しはみられず、現時点では考えていないが、他の自治体の様子や流行の様子を見ながら検討していきたい。