CERN視察団が帰国 ILCへの熱意「伝わった」

岩手日報

国 際リニアコライダー(ILC)の本県誘致に向け、先進地のスイス・欧州合同原子核研究所(CERN)などを訪れた県国際リニアコライダー推進協 議会(会長・元持勝利県商工会議所連合会長)の視察団は15日、帰国した。参加者はスケールの大きな研究施設を目の当たりにし、誘致の必要性をあらためて 実感。現地で懇談した研究者の反応から「熱意は十分伝わった」と手応えをつかんだ。達増知事も同日、今夏とされる国内候補地の一本化を見据え、「大きな勢 いをつける視察。取り組みもスパートに入る」と気持ちを新たにした。

元持会長は「誘致の熱意がCERNの研究者に十分伝わったと感じている」と手応え。奥州市の小沢昌記市長は「施設や最先端技術などあらゆる面の規模の大きさを感じた。東北に誘致しなければとあらためて確信した」と力を込める。

自身は参加しなかったが、達増知事は15日の定例会見で「視察は順調に進んだようだ。夏には研究者が建設予定地を一本化する予定で、誘致の取り組みもスパートに入る。今回の視察は大きな勢いをつける効果がある」と評価した。