日本の支援に期待=ILC計画責任者-岩手の視察団、スイスで意見交換

時事通信

素 粒子物理学の次世代研究施設である国際リニアコライダー(ILC)誘致を目指し、欧州訪問中の岩手県視察団は12日、スイス・ジュ ネーブ郊外の欧州合同原子核研究所(CERN)でILC計画の責任者リン・エバンス教授らと意見交換した。同氏は「計画実現へ日本のリーダーシップに期待 している」と語り、地域の受け入れ体制の重要性を強調した。
上野善晴副知事が、候補地の一関市と奥州市にまたがる北上山地(北上高地)、交通インフラなどについて説明。計画実現へ体制整備に取り組むと訴えた。
エバンス教授はCERNの大型ハドロン衝突型加速器(LHC)に代わるILCの必要性を強調。「世界最先端の研究設備は研究者にとって魅力。それが受け入れやすい環境が大事だ」と述べ、日本政府や自治体、地域住民による計画への支援に期待感を表明した。