佐賀経済同友会（会員１２２人）の総会が１２日、佐賀市で開かれた。宇宙の謎に迫る次世代加速器「国際リニアコライダー（ＩＬＣ）」の脊振山地への積極 誘致など本年度の事業計画を承認、ＩＬＣ誘致に関するアピールも採択し関係機関と一体となって取り組むことを確認した。
本 年度はＩＬＣ誘致のほか、鳥栖市に５月開院する九州国際重粒子線がん治療センターなどを絡めた医療ツーリズム、ユネスコが特色ある世界の都市を認定す る「創造都市ネットワーク」に関する研究などを推進。また１０月１０、１１日に、九州経済同友会の佐賀大会を開くことも報告された。
特別講演では、古川康知事が県政の本年度主要事業などについて紹介した。