岩手の視察団、研究所訪問=次世代加速器を誘致-スイス

時事通信

【ジュ ネーブ時事】素粒子物理学の次世代実験施設、国際リニアコライダー(ILC)誘致を目指す岩手県ILC推進協議会(元持勝利会長)や自治体関係者 らの視察団が11日、スイス・ジュネーブ郊外の欧州合同原子核研究所(CERN)を視察に訪れた。施設見学、研究者らとの意見交換を通じ誘致をアピールす るとともに、実現への課題を探る狙い。
視察団は上野善晴副知事、谷藤裕明盛岡市長ら自治体関係者、県商工会議所連合会のメンバーら約30人。13日までの欧州滞在中にILC計画の責任者リン・エバンス氏ら有識者と会談。国際学術都市形成のモデル自治体である仏フェルネーボルテール市を見学する。
視察団は11日、高エネルギー加速器研究機構の徳宿克夫教授ら日本人研究者からCERNでの実験に関する説明を受けた。その後、地下約100メートルにあ る一周約27キロの円形大型ハドロン衝突型加速器(LHC)、陽子と陽子の衝突現象を捉える「アトラス測定器」を見学した。