宮城、岩手県がILC連携組織 あす初会合

河北新報

岩手、宮城両県は14日、超大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の岩手県南部・北上山地への誘致を目指し、「岩手・宮城ILC推進部会」を設置する。12日の岩手県議会予算特別委員会で岩手県が示した。
ILCに特化した両県初の事務レベル組織で、保和衛政策監兼ILC推進監は答弁で「連携を強化して誘致を実現したい」と述べた。
推進部会は、岩手県政策推進室と宮城県震災復興政策課の担当者らで構成する。14日の初会合は宮城県庁で開き、ILC計画をめぐる国内外の情勢について意見交換するほか、今後の誘致運動などを協議する。
ILCは全長31キロの地下トンネルに設置する世界最大の線形加速器で、国際協力で世界に1カ所造る計画。日本への建設が有力視される中、研究者らは今夏までに、北上山地と九州の脊振山地との間で国内候補地の一本化を目指しており、両地域の誘致合戦が激しくなっている。