ILC誘致 岩手、宮城県議会、推進議連設立へ

河北新報

岩手、宮城両県議会は今月、超大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の岩手県南部・北上山地への誘致に向け、それぞれ超党派の議員連盟を設立する。議連間の連携を強め、東日本大震災からの復興の象徴として建設実現を目指す。
岩手県議会は、全48議員が参加する「ILC東北誘致議員連盟」を13日に発足させる。会長には佐々木博議長が就く予定。佐々木議長は14日、宮城県議会の中村功議長を訪ね、協力を呼び掛ける。関係省庁や政党への要望活動にも取り組む。
宮城県議会は5日、会派会長懇話会を開き、2月定例会中に議連をつくる方針を確認した。共産党の4人を除く55人が参加する見通し。提案した自民党・県民会議の安部孝会長は「誘致実現は宮城の産業振興にもつながる」と述べ、岩手を全面支援する考えを示した。
ILCは国際協力で世界に1カ所造る。日本への建設が有力視されており、研究者らは今夏までに、国内候補地に挙がっている北上山地と九州の脊振山地の一本化を目指している。