技術協力の在り方模索 岩手大がILC推進会議設置

河北新報

 岩手大は5日、東北の産学官が岩手県南部の北上山地に誘致を目指す超大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の実現に向け、「岩手大ILC推進会議」を設置したと発表した。
 推進会議は、藤井克己学長や理事、副学長、4学部長ら12人で構成し、藤井学長が議長を務める。1月22日に設置した。
 加速器本体の製造・組み立てなどILC建設段階で、岩手大や地場企業にできる技術協力の在り方を模索する。約1万人とされる外国人研究者とその家族らの受け入れ態勢では、インターナショナルスクールの運営など教育面から検討する。
 岩手大理事の岩渕明副学長は「国内候補地が一本化される今夏までは応援団として誘致を盛り上げる。誘致が実現した後には、われわれが持つ技術や人材がどう生かせるかを具体的に検討したい」と話した。
 東北大も昨年10月、学内に推進会議を設置している。