文科相、ILC国内誘致を明言 関係国に協力要請へ

岩手日報

本県の北上山地(北上高地)が候補地の一つになっている超大型加速器・国際リニアコライダー(ILC)について、下村博文文部科学相は18日の閣議 後会見で「わが国としては、ぜひ日本国内に誘致したい」と明言した。今年前半に欧米などの関係各国に資金協力や連携について働き掛ける予定。政府として公 の場で誘致に言及したのは初めてで、日本への立地が現実味を帯びてきた。

下村文科相は、約8千億円の建設費を念頭に「膨大な予算が必要で、日本だけで対応できるものではない。関係国と協力・連携して資金を出してもらいながら誘致したい」と述べた。

ILCは世界に1カ所だけ造る国際プロジェクト。そのため、建設に向けた資金分担の調整も含めて「政府として今年前半に積極的に関係国に働き掛けながら、今後の準備計画を考えたい」とした。