ILC国内誘致に国が本腰 文科相が政府間協議提唱へ

【東京支社】本県の北上山地(北上高地)が候補地になっている国際リニアコライダー(ILC)について、下村博文文科相は15日、東日本大震災の復 興施策に関する要望に訪れた達増知事らに対し「関係国に政府間協議を呼び掛ける」と述べ、これまで研究者レベルが主だった国内誘致に政府として本腰を入れ る姿勢を示した。根本匠復興相は「大きな関心を持っている。実現へ頑張る」と復興施策として前向きな考えを示した。いずれも本県誘致への前進が期待される 発言で、今後の動向が注目される。

岩手、青森、宮城、福島4県が復興予算の十分な措置や人的支援拡充など共通課題について、震災後初めて合同で要望活動を行い、「復興の象徴としてILCの東北誘致を国として正式決定し、必要な調査費措置を」と総意で盛り込んだ。

達増知事らによると下村文科相は国内誘致について、今年前半に欧米の関係国に政府間協議を呼び掛ける考えを示した。