達増知事は8日、東京・永田町の自民党本部と各省で、震災復興や2013年度政府予算編成、国際リニアコライダー(ILC)の誘致などについて要望 活動を行った。自民党への政権交代後、達増知事が同党本部で政策要望するのは初めてで、「(政権としての)復興への意欲が伝わってきた」と評価した。
党本部では細田博之幹事長代行、大島理森震災復興加速化本部長、高市早苗政調会長と相次ぎ会談。達増知事はそれぞれに復興財源の確保充実や施策強化を求める要望書を手渡した。
3氏が個別に時間を設けた「手厚い」対応から復興への意欲を感じ取ったという知事。「(民主党の)菅内閣、野田内閣はいまひとつ国を挙げて復興に取り組むという部分が弱かった」とも述べた。