ILC技術、医療に応用も 山下准教授、一関で講演会

岩手日報

本県への誘致を目指す国際リニアコライダー(ILC)に関する先端科学特別講演会(一関市など主催)は4日、同市萩荘の一関高専で開かれ、東京大素粒子物理国際研究センターの山下了(さとる)准教授が「ILCにおける最先端科学と加速器技術」と題して講演した。

同校の学生ら約200人が聴講。山下准教授はILCの研究目的について「質量の起源となるヒッグス粒子や暗黒物質、ビッグバンを理解すること」と説明。研究過程で生み出される技術が医療分野などに広く応用できると指摘した。

本県の北上山地(高地)と脊振(せふり)山地(福岡、佐賀両県)の2カ所の候補地について「1年以内に一本化される。実現すれば研究者や技術者、家族ら何万人も暮らす国際都市が生まれるだろう」とした。

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