来夏までにILC候補地を一本化へ 本県誘致が正念場

岩手日報

本県の北上山地(北上高地)と脊振(せふり)山地(福岡、佐賀両県)が国内候補地となっている大型線形加速器国際リニアコライダー(ILC)につい て、研究者や候補地域の関係者らは来年夏までに国内候補地を一つに絞る方向だ。研究者による国際共同設計チーム(GDE)は技術設計を12月中旬に公表す る予定。その上で日本実現に向けた国際的なまちづくりなどの計画策定が必要になるため、二つの候補地について、できるだけオープンな議論の場をつくり一本 化する。ILCは今後一つのヤマ場を迎え、誘致を目指す本県も正念場となる。

候補地は国内2カ所のほか、欧州合同原子核研究所(CERN(セルン))のあるスイス・ジュネーブ近郊や米国・シカゴ近郊など計6カ所が挙げられている。

今後は加速器などの技術設計が12月に公表され、日本、米国、欧州連合(EU)の各政府に設計案を提示。政府間協議を経て2015年ごろまでに建設地を決める見通しだ。

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